「舛添要一氏 小説で世界を歩く」令和7年3月1日に開催しました。
令和7年3月1日、国際政治学者の舛添要一氏をお迎えした
「舛添要一氏 小説で世界を歩く」が開催されました。
第5回の舞台は、観光地としても人気の「イタリア」。
食文化やファッション、世界遺産など見どころの多いイタリアですが、イタリア生まれの『ピノッキオの冒険』、『母をたずねて三千里(クオーレ)』が描かれた背景にはどのような歴史があったのか、舛添氏にお話ししていただきました。
また、日本の作家・三島由紀夫や歌人の与謝野鉄幹もイタリアの偉人に影響を受けていたという意外な繋がりも紹介され、日本とイタリアの新たな共通点を知る貴重な機会となりました。
「舛添要一氏の小説で世界を歩く」は、今回をもって最終回となります。
メモを取りながら熱心に耳を傾けている方も多く、これまでたくさんの方にご参加いただけたこと嬉しく思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
世田谷区立保健医療福祉総合プラザでは、今後も皆様に楽しんでいただけるイベントを企画してまいります。
ホームページや館内のチラシ等でお知らせしますので、ぜひご参加ください。
皆様のご来館、心よりお待ちしています。
【参考文献】
(1)カルロ・コッローディCarlo Collodi(大岡玲訳)『ピノッキオの冒険』(光文社古典新訳文庫、2016年)、原作・・1882年
(2)エドモンド・デ・アミーチスEdmondo De Amicis(和田忠彦訳)『クオーレ』(岩波文庫、2019年)、原作・・1886年
(3)筒井康隆『ダヌンツィオに夢中』(中公文庫、1996年)